すぎ香御膳

 

杉材を利用した生活用品提案 すぎ香御膳の開発です。

木製品はもとより、杉焼却灰を使った釉薬の陶器、杉皮を鋤きこんだ和紙、杉の葉の意匠をレーザで刻印した杉の銘々皿などなど、すべてのアイテムに杉を使用した遊び心いっぱいの製品開発でした。

当時の上司がディレクターとなって陶器や照明器具のデザインを進め、私はすべての木工品についてのデザインを担当しました。

遊ぶ半分で開発しているものですから、あれやこれやと思いついたら即作ってみるという感じで、短い期間のうちに次々にアイテムが生まれていくという楽しい経験をさせてもらいました。

このすぎ香御膳は、名古屋で毎年開催されている『1999年 陶&くらしのデザイン展』に出品し、栄えあるグランプリの日本セラミック協会会長賞をいいただきました。