Quartz Tableware
2011年に開催された鹿野クオーツガラスエキシビションというデザインコンペに参加した時の石英ガラスによるテーブルウエアの提案です。
『玻璃鹿[harika]Quartz Tableware』では、Naghi、Uzu、Sazanami、の3パターンを展開。パスタやワンプレート料理のような日常使いのプレートを提案しました。どの案もプレートの高台にビー玉のような球形ガラスを使い、プレートの透過光とガラス玉の透過光の織りなす光と影の面白さを狙いました。
モチーフは『波』で、球形の脚をアクセントに波のそれぞれの表情を3種表現してみました。
○Naghi(凪)
その名のとおり、春海の凪のようにシンプルでプレーンなイメージです。
○Uzu(渦)
渦を巻く水玉模様をサンドブラスト加工で表現し、模様と陰のおもしろさを狙いました。
○Sazanami(細波)
皿の裏に同心円状に配置した幅の異なる凹凸で細波のリズム感を表現しました。
鹿野クオーツガラスエキシビションは、山口県周南市で半導体製造過程に使われる特殊な石英ガラスによる製品を製造されている鹿野クオーツ株式会社が、JAGDA中四国の主催で開催したデザインコンペティションです。 また玻璃鹿[harika]というのは、このコンペティションの課題ブランドの一つです。