砂丘丸 ブランド開発
障害者の働く福祉作業所の収益改善についての新規事業コンサルティングの時、どのような事業が考えられるか?と様々なアイデアを出し合っている中での、「干物でもやったらどうですかね?」という会話から生まれたブランド開発です。
もとより干物の作り方も知らない状態からのスタートでしたので、漁港まで行って干物の作り方を教えてもらったり、食品衛生の勉強に保健所に行ったり、とてもじゃないけどブランド開発に程遠く、その入り口にたどりつまでが大変なプロジェクトでした。
構想から1年、商品ができあがるまでに半年かかりましたが、市場の競合商品と比べても引けをとらない、どころか上を行く商品を製造するところまで到達できました。
事業プランニングに始まり、白いかの捌き方、生産設備の導入、販売方法のプランニングとスキームの構築、最後にパンフレットデザインと商品写真の撮影までと、商品開発に関わるすべてのプロセスをディレクションし、デザインした感慨深いプロジェクトです。