TDAとっとり元気化プロジェクト

 

鳥取県デザイナー協会設立30周年事業として開催された [TDAデザインフェスティバル2009」の会場に展示した、“デザインのチカラでとっとりを元気にするプロジェクト”のテーマ作品です。
 
この“とっとり元気化プロジェクト”は、鳥取県東中西部のデザイナー協会の会員がそれぞれの地域の問題を拾い上げ、どのようにすればその地域が元気に活性化していくだろうかというテーマを掲げ、その具体化のプランを競うい合うといプレゼンテーションでした。
私の所属する東部チームは、観光と商業、そして中心市街地の活性化というどこの地方も抱えている問題を、中心市街地の空き地/空き家をすべて買い取り、そこをニューヨークのセントラルパークのような巨大な公園にしてしまおうというプランを発表しました。
大きさは400mX200mという巨大なもので、地上はコンサートもできるようなすり鉢状の芝生のスタジアム、地下に数千台分の駐車場を備え、周囲に病院や老人ホーム、保育園、ショッピングモールといった商業・厚生施設を配置し、市民の生活・交流・活動のハブとしての中央公園という内容でした。
 
なかなか荒唐無稽な提案ですが、デザインの創造力を存分に活し、地域の抱える諸問題を一気に解決できるような優れた提案ができた思っています。