風穴純米酒ビジネスデザイン
島根県は出雲市の南、ほとんど広島県との県境のようなところに「須佐神社」という『須佐男命』を祀った神社があります。
この神社はパワースポットの聖地、として
この風穴純米酒は、出雲「須佐神社」に奉納の栄を受け、須佐男命に由来する須佐八雲風穴という天然洞窟の冷気で長期間貯蔵されることで、米のうまみが熟成された清涼な香りを漂わせる純米酒です。
この風穴純米酒の販路拡大を狙い、また出雲大社の「平成の大遷宮」に合わせて、このお酒をテーマとしたビジネスプランニングを行い、新規市場の開拓のための種々のプロモーションデザインを手がけました。
須佐男命にちなむお酒ということで、ボトルは「御神酒の瓶子」を模した白色ガラスを専用にデザインし、これ真っ白なパッケージボックスに敷いた赤いサテンに置くデザインで、古代からの神と酒との伝統を表現しました。
ボトルはRhinocerosでモデリング、3Dプリンタでモックアップを作成しグロスホワイトとゴールドメッキの塗料で仕上げました。
(このあたり、お酒のプロモーションデザインとは離れて趣味の世界に走っています)
ただ瓶制作の会社と長い間型設計について検討を行ったのですが、最終的には私の思うようなカタチに近づけることができず(技術的にはできるのですが生産量あたりのコストが合わない)このボトル案はお蔵入りとなってしましました。
青いボトルが再提案したボトルデザインです。