智頭急行インテリア
鳥取と大阪、京都、岡山を結ぶメイン鉄道となっている智頭急行が、新たに車両リニューアルするということになり、開発を担当したメーカーの相談により、鳥取県の伝統技術を使ったデザインの方向性を検討するために行ったデザインスタディです。
インテリアのメインとなる内装壁紙に『因州和紙』、腰板に『智頭杉』を使い、鳥取の伝統工芸として、『牛ノ戸焼(うしのとやき)』の技法によるホーローと、別案で鳥取ヒノキをNC加工機で削りだした手洗い鉢を提案しました。どれも車両火災や破損時の人への攻撃性を低減する技術的提案に加え、素材の応用技術、生産技術の展開方法も含めて提案しました。