Inter-Citta

 

2004年の7月に催した、『3+1/2 (さんかにぶんのいち)』という、家族と友人とのプライベートな展示会のためのスタディです。
コンセプトは、ずばり“ハイパフォーマンス・ホット・ハッチ”(古っ! でも、40代のおじさんなら知ってるはず)。

ポルシェ911のように直線に盛り上げたフェンダーに挟まれたフッド中央をを富士山型の断面にした、彫りの深いフロントとアーモンド形のサイドウィンドウ。リアサイドからホイールアーチに沿って流れ落ちる独立したリアフェンダーと長いルーフの後端をサイドに回りこむように削り落としたリアエンド。

彫刻的でありグラフィカル、どこかクラシカルで全体的にはモダンというアンバランスなスタイリングに仕上げてみました。

ちなみに、Inter-Cittaは《インテルチッタ》と読みます。イタリアの都市間急行列車の名前をいただきました。