オフィス住器デザイン
鳥取県工業試験場が鳥取県産業技術センターとして新築移転するのにともない、センターで使われる住器の内、木製のものはすべて鳥取県の企業で製造するということが決定されたことから、センターで使われる全ての木製住器をデザインしました。
デザインした中で一番規模の大きかったのは図書室の住器で、書架、閲覧机、サイドボード、カタログ展示書架などサイズも使われ方も材質・仕上げも全て異なる住器を一人でデザインしたので本当に大変でした。
またミーティングルームの会議机は、4mもある大きな天板を紡錘形にデザインしたものですから、木目を合わせるのも面取りをするのも大変な作業となり、さらには長すぎて中央が垂れ下がってしまうので、鉄工所にお願いして鉄骨製のフレームを作ってもらうなど、家具屋さんに大いに迷惑をかけてしまった開発でした。(家具の常識を知らないものですから・・・)